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2024-05-31

最高のバレンタイン


 ♥らびこ♥はバレンタインの朝、とても楽しい夢を見ました。


学校の廊下ではいつも通り朝からみんなの明るい挨拶が聞こえます。
今日はバレンタイン、♥らびこ♥は朝からソワソワ。トイレの鏡の前で何度もモフ毛と耳を整え、バッグに入っているチョコレート確認します。そして深呼吸。

教室に入ると、ジャックを見つけるだけで心臓がバクバク。声をかけたくても、足がすくんで一歩も動けません。笑顔は作っても引きつった顔のままです。
慌てた♥らびこ♥は作戦を変更して友達のアニーにチョコレートを渡し、ジャックに渡すように頼みます。

アニーは快く引き受け、ジャックにチョコレートを手渡しに行ってくれました。ジャックは驚いた様子でしたがすぐに笑顔になり、♥らびこ♥の方を見ました。

♥らびこ♥はジャックと目が合い、心臓が飛び出そうになるほどドキドキしながら、ジャックが近づいてくるのを見つめていました。ジャックは♥らびこ♥に近づくと、チョコレートを手に「ありがとう」と優しく言います。

そして、「実は、僕からも♥らびこ♥にプレゼントがあるんだ」と小さな箱を♥らびこ♥に渡しました。♥らびこ♥は箱を開けると、中にはチモシーで出来たうさの形のブロックが入っていました。
一口噛ると、草原の味が口いっぱいに広がり、♥らびこ♥は思わず笑顔になり、「おいしい!」と言いました。ジャックもそれを見てとても嬉しそうです。

放課後、ふたりは並んで校庭の桜の木の下に座り、まだつぼみの桜の木の下で、二人は春の訪れを感じながら、楽しい時間を過ごしました。最初は緊張していた♥らびこ♥ですが、ジャックと話すうちに緊張がほぐれて自然体で話せるようになっていました。

ふたりは将来の夢や好きな食べ物など、色々な話をしあっという間に時間が過ぎました。

日が傾き始めた頃、二人はまた明日と耳を振って家に向かいます。♥らびこ♥は、今日は最高のバレンタインデーだったと心の中とても幸せな気持ちになりました。


家の玄関の扉を明けた瞬間、夢から覚めた♥らびこ♥はベッドの中にいました。
カーテンの隙間から漏れる朝日を見て、今日も楽しい1日になりそうと、とてもワクワクしながらベッドから出ました。

落ち葉遊び

 

♥らびこ♥は★ねこみ★と一緒に近くの丘へやってきました。
夏の間は緑がたくさん生えていた丘の上も原っぱも今は黄色と赤と茶色に染まっています。
空は夏の空と違って、色が濃いブルーから少しグレーの入った空になっていて、雲はあまり見えません。遠くを見ると夏の時よりもはっきりと丘の下の町が見えます。

2ひきは景色が変わった原っぱに向かって追いかけっこをしていきました。
走り出すと、足元にはたくさん落ちてふかふかした落ち葉がいっぱい。
転ばないように少し気をつけながら原っぱの中心に来ました。

♥らびこ♥は止まって足元を見た時、茶色や黄色の落ち葉の中に、1枚だけの違う金色のような落ち葉を見つけました。★ねこみ★にそのことを伝えようと、前にいた★ねこみ★に声をかけました。すると★ねこみ★は前足いっぱいに落ち葉を持っていて、振り向きながら落ち葉を頭からかけて遊びました。

♥らびこ♥はちょっとびっくりしましたが、パラパラ舞う落ち葉と、楽しそうな★ねこみ★をみて、一緒に楽しくなりました。

2ひきは夕方のちょっと北風が強くなる頃までたくさん遊びました。
とっても楽しく遊んだ後に、2ひきはこの丘に今度来るときは雪が降っているかもしれないと思って、今日の秋の丘の思い出に落ち葉を1枚ずつ拾いました。

♥らびこ♥は見つけた金色の落ち葉は1枚しかなかったので、半分に手でちぎって★ねこみ★にあげました。
明日は金色の落ち葉を本に挟んで、押し花のようにするために会う約束をしてお別れしました。

ピクニック

 

♥らびこ♥は、朝早くカーテンのすき間から光がお部屋へ入ってくるのを感じて目が覚めました。
カーテンを開けたらとても天気がよかったので、★ねこみ★さんを誘ってピクニックに行くことにしました。
急いで朝ごはんを食べ、朝のお仕事をしてチモシーのお漬物やチモシー茶を水筒に入れ、ピクニックの道具を持って★ねこみ★さんのお家へ向かいました。外に出たら春の空気でとても気持ちが良い日でした。

♥らびこ♥はピクニックのお昼にサンドイッチを買っていくことにしました。
★ねこみ★さんのお家に向かう途中にある、♥らびこ♥が大好きなパン屋さんの「まん丸お耳のミッシュのパン屋」へ行きました。

ミッシュさんのパン屋さんはいつも混んでいますが、今日もたくさんのうさが並んでいました。最後尾に並ぼうとしたら肩をトントンとされました。

振り向くとうさ仲間のジェニファーがいました。ジェニファーもパンを買いに来ていたのです。♥らびこ♥はジェニファーをピクニックに誘い、ジェニファーも一緒に行くことになりました。

2ひきは20分ほど並んだ後、サンドイッチセットを買い、★ねこみ★さんのお家へ向かいました。

★ねこみ★さんのお家へ着いたら、★ねこみ★さんは屋根の上で虫を追いかけてジャンプをしていました。
屋根に向かって♥らびこ♥は大きな声でピクニックに誘い、気がついた★ねこみ★さんも合流しました。

今日はとてもいい天気です。
丘に着く頃にはポカポカと気持ちのいいお日さまに、ちょっとだけひんやりするそよ風が3ひきの毛並みを揺らします。

丘の平らな地についたらみんなでお日さま色のマットを広げ、荷物をおいて★ねこみ★さんが持ってきたボールで遊びました。
一生懸命遊んだらお腹が空いてきました。
お日さまを見たらお空のてっぺんにあったので、お昼ご飯にすることにしました。

ミッシュさんのサンドイッチセットを開けるといちごのサンド、バナナのサンド、摘みたてのいちご、新鮮なレタスなど、大好きなものがたくさんです。♥らびこ♥とジェニファーはマットに座って美味しく食べましたが、★ねこみ★さんは座りません。

♥らびこ♥が★ねこみ★さんを呼ぶと「野生の本能」で蝶々や虫、小鳥さんが見えるとおしりをフリながらキャッチするのがやめられないというのです。

♥らびこ♥もジェニファーも「野生の本能」というものがわかりませんでしたが、★ねこみ★さんは楽しそうなので、2ひきでサンドイッチを美味しく食べました。

サンドイッチはとても美味しく、持ってきたチモシー茶もお漬物もとても美味しかったので2ひきは大満足でした。

食べた後、ずっと蝶々を追いかけている★ねこみ★さんと合流し、3ひきで追いかけっこをしたり草むらを転がったりしてたくさん遊びました。

ぽかぽかしていたお日さまも、気がついたら西に移動し、そよ風だった少し冷たい風もちょっとだけ寒く感じてきたので、3ひきはお家に帰ることにしました。

丘から降りてきたらもうお空は赤くなってきています。
ジェニファーは丘のふもとでお別れをし、★ねこみ★さんには食べなかったサンドイッチを渡して道の途中でお別れをしました。

♥らびこ♥はパン屋さんのたまごパンが大好きですが、丘に行く前にお店で買い忘れていたのを思い出しました。
帰る途中にパン屋さんを通ったので♥らびこ♥はお店を覗いてみましたが、もう全部が売り切れになってしまってお店は閉まっていました。

ちょっとだけ残念でしたが、また明日の朝にたまごパンを買いに来ようと思いながらお家に向かいました。

明日も素敵な日になりますように。

秋の終わり


 ♥らびこ♥は朝、お家にりんごがないことに気が付きました。

いつも大事に食べているりんごですが、もうすぐ冬になるので、保存のためにりんごを乾かしてドライりんごにしておきたかったのです。
♥らびこ♥は急いで朝ごはんを食べて、朝のお仕事をして、3つの山の向こうにあるマーケットにりんごを買いに行くことにしました。
朝は少し寒かったので♥らびこ♥は赤いマントを羽織って、りんごを入れるためのかごを持っていきました。

3つの山をこえて、町につく頃にはおひさまは上に来ていて、もうすぐお昼の時間になる頃でした。町では毎日たくさんの食べ物を売っているマーケットが開かれています。
町についたら赤いマントがいらないほど暖かくなっていました。
♥らびこ♥はマントを手に持って、色々な野菜や果物をみながら楽しくマーケットを歩きました。
お昼はちょっとだけ豪勢に、マーケットで売っている素材を使ったレストランで食事とお茶をしました。このお店のチモシー茶はいつもおいしいので、♥らびこ♥はこの町へ来るたびにお茶を飲んでいきます。

お腹がいっぱいになって眠くなってしまいましたが、早く帰らないと日暮れまでにお家に帰れません。♥らびこ♥はとっても赤くて美味しそうなりんごを5個買ってお家へ急ぎました。

また山を3つ超えて、もうすぐお家につく頃に、少し暗くなってきました。お昼はあんなに暖かかった空気もだんだんとひんやりしてきます。♥らびこ♥はお昼は脱いでいた赤いマントをまた着ました。

マントを着てふと上を向くと、空がりんごのように赤くなっていて夕日が見えました。遠くの山も赤くなり、夏の間たくさんの葉っぱがついていた木たちも葉っぱがなくなって寒そうです。そしてどこからか北風が吹いてきました。♥らびこ♥はとっても寒くなりましたが、空がきれいだったので、少しの間だけ空を見上げて、もう秋が終わって冬が来るのかなと思いました。

もうすぐ夜が来るので、♥らびこ♥は急いでお家に向かいました。
お家についたら急いで暖炉に火を入れ薪をくべ、ポットでお湯を沸かして、今日りんごと一緒に買った美味しいチモシー茶を淹れて体を温めました。

さあ、明日はリンゴを乾かさなくちゃ。♥らびこ♥は美味しい葉っぱの夕ご飯を食べて、温かいお布団に入って寝ることにしました。
明日も素敵な1日でありますように。

楽しい雪遊び

 

朝、♥らびこ♥はとても寒く感じました。

昨日までも寒かったけれど、暖炉があるので寒くありませんでしたが、今日はもっと寒くて、暖炉があってもあまり暖かくありません。

起き上がると体がブルっと震えたので、急いで温かい毛糸のセーターを来ました。
チモシー茶を淹れるためのお湯を準備して、カーテンを開けると、一面の銀世界!

昨日まで、窓越しの目の前には葉の無くなった木々たちが立っていましたが、今日はフワフワの雪をかぶっています。下を見ると茶色になっていた芝生も真っ白です。

♥らびこ♥は寒いけれど、今年はじめての積もった雪にワクワクしながら朝ごはんを食べ、朝のお仕事をし、お家が寒くならないように戸締まりをして出かけることにしました。

一歩踏み出すと積もったばかりのフワフワの雪が♥らびこ♥の体の重さで沈んでいきます。
冷たく感じながらも♥らびこ♥は雪が降った嬉しさで平気です。

一歩一歩、歩くたびに沈む雪は、キュッキュッといいながら♥らびこ♥が歩いた場所が沈み、振り返ると足跡の道ができています。♥らびこ♥は楽しく歩いていました。

少し進むと、誰かいます。
♥らびこ♥は誰かなと思いましたが、すぐに★ねこみ★さんだとわかったので、声をかけました。

★ねこみ★さんも雪が積もっていたのでお外に出てきていました。
ふたりは雪で遊ぶことにしました。

雪合戦をしたり、鬼ごっこをしたり、色々遊んで最後に雪だるまを作ることにしました。

はじめは手の中に収まっていた可愛い雪の玉でしたが、転がしていくたびにだんだん大きくなり、持てなくなったので、ふたりは雪の玉を置いて、その周りに雪をくっつけていくことにしました。

たくさん、たくさん雪をくっつけましたが、転がしていないのでまん丸にはなりません。

頭の雪もはじめは転がしましたが、重くて乗せられなくなってしまうので、持てる大きさのうちに上に乗せ、雪を貼り付けていきました。

まん丸じゃないけれどふたりは雪をたくさん貼り付けて大きな雪だるまを作りました。

近くにあった小枝を雪だるまの腕に、お鼻は★ねこみ★さんが持ってきた人参、帽子は♥らびこ♥がお家からバケツを持ってきて飾りました。

目をつけてあげようと思った♥らびこ♥は、バケツと一緒に絵の具を持ってきて絵の具で目を描いてあげました。

丸くないけれど、ふたりで一生懸命作った雪だるまが完成しました。

♥らびこ♥はこの雪だるまが長い間この場所にいることが出来るように、雪の妖精になりきって雪だるまの周りをくるくる回って踊りました。
★ねこみ★さんはそれを見て笑っています。でもとっても楽しそうです。

雪だるまができた頃になると、薄暗くて灰色の空はもっと黒に近い灰色になっていました。夜が近づいている証拠です。

ふたりは雪だるまに明日も来るよと声をかけてお家に帰りました。

お家に帰ったら♥らびこ♥はとっても疲れてしまったので、今日は夕ごはんを食べたら早く寝ることにしました。早く寝ると明日が来るので、また★ねこみ★さんや雪だるまに会えるからです。

布団に入った♥らびこ♥はカーテン越しに見える真っ暗の空を見て思いました。
冬の間、雪だるまさんに毎日会えますように。